番外編

本日も、‘三毛猫みけにゃのつぶやき’はお休みします。

 

今更ながら、

 

お題「ブログをはじめたきっかけ」

 

猫の寿命は人間の寿命より遙かに短い。

家族になったその日から、どんなに永くとも20年後には猫の最期を看取るという、辛くて哀しい日を迎えなければならない。

 

みけにゃは、私にとって初めての子であり、お腹を痛めて産んだ子と何ら変わりない、唯一無二の存在だった。

 

何度も窮地を救ってくれたのに、私は何をしてあげられたのか。

私の無知のせいで、病気にさせてしまい、何度も辛い目に遭わせてしまった。

 

みけにゃと暮らして21年56日。

猫としての天寿は全うしたと言われるかも知れないが、彼女は徐々に老いた風貌になって老衰したのでは無い。

毛艶が良く、見た目は同居の若い猫と変わらず、運動能力も衰えを見せなかった。

彼女の身体が病魔に蝕まれている事に、私が早く気付いていれば、もっと生きることが出来たに違いない。

 

彼女は私と暮らして幸せだったのか、それさえも判らなくなった。

 

空虚なままで月日を重ね、想い出さえも霞んでいく。

 

このまま消えてしまう前に、せめて記録に遺しておこう。

 

そして、少しでも彼女の心に寄り添えることが出来たらと思い、みけにゃの言葉で、このブログを始めてみた次第です。

 

 

 

 

帰っておいで!

本日は‘三毛猫みけにゃのつぶやき’はお休みします。

 

あるブロガーさんの猫ちゃんが、お散歩に出たまま帰って来ない、との事で、いてもたってもいられません。

 

パスポート持ってないので探しに行けないけど、みけにゃは猫又だから、遠く離れた国でも一っ飛びだよね。

 

みけにゃ、お願い。

早く小豆ちゃんを飼い主さん宅へ連れ戻して。

猫の手は神の手?

二人目の子が少し大きくなった頃、家族は頻繁に外出するようになったのにゃ。

 

 

みけにゃは、いつも留守番と自宅警備

まったり寛いで寝てるだけ?

とんでもにゃい!

 

念入りに毛繕いをして匂いを消し、縄張り点検して、いつGが侵入して来ても迅速に退治出来るよう体力を温存しているのにゃ。

 

そうそう、電話を受けたことは無いけど、かけたことはあるのにゃ。

(電話の上に乗り、偶然スピーカーと短縮ボタンを踏んで実家に無言電話をかけた)

 

暇すぎるとそんな悪戯もするけど、家族が帰宅する時は必ず、玄関で三つ指(肉球)ついてお出迎えするのにゃ。

 

 

そんなある日、帰宅して少し経つとnn母さんが慌てて何かを探している。

ぶつぶつ言いながら、家中ゴソゴソ探しているけど、見つからずかなり焦ってる様子。

「帰って来て鍵開けて、どこに置いたんだろう?鞄の中にも無いし…」

 

そこで、みけにゃが玄関に向かい、こっちニャーと呼んだのにゃ。

nn母さんが玄関に来ると、今度はドアをカリカリ。

ドアが開くとササーッとポーチに出て、そこに停めてある自転車のチェーンカバーを軽く猫パンチしたのにゃ。

 

すると…

 

そこに挟まっていた鍵が、チャリンと、コンクリートの床に落ちたのにゃ。

 

みけにゃは、ちゃーんとドアの内側で聞いていたのにゃ。

 

nn母さんが玄関の鍵を開けて、その後自転車の籠から荷物を取った時、鍵を落としてチェーンカバーに挟まった、微かな音を。

 

ご褒美は…

 

無いだと?

 

それどころか、「化け猫だから何でもお見通し」なんて言われるし、顔を擦り付けて匂いをつけられ、散々な目にあったのにゃ。

 

 

もう、

みけにゃの手は貸さないのにゃ(=`ω´=)

 

 

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チャイルドロックは、みけにゃでも開けられないにゃ(=^x^=)

 

猫の変わった嗜好?!

夏になると食卓に登場する、冷や麦やザルうどん。

すぐに食べないと、ふやけて不味くなる…

そんな心配ご無用。

 

みけにゃが戴くのにゃ(=^・^=)

 

めんつゆの鰹だしの香りに惹かれるのではなく、味の付いていない冷や麦やうどんが好きなのにゃ。

 

それと、みたらし団子の、串にこびりついた食べ残し(タレが付いてない所)を舐めるのも楽しみだったのにゃ。

 

猫は本来、肉食動物だけど、みけにゃは生の肉や魚は食べないのにゃ。

鮪や鰹の刺身が食卓に並んでいても、全く興味なし。

焼き魚は好きだけど、味付けしている物は貰えなかったのにゃ。

 

 そんな時はソローリソロリと、キッチンに足を忍ばせて、

グリルの受け皿に落ちた魚の油を舐めるのが、密かな楽しみだったのにゃ。

 

 

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魚油を舐める猫、と言えば、

昔の怪談で、化け猫が行灯の油(魚油)を舐める、と言われてたとか…

 

みけにゃは、それ以来、化け猫呼ばわりされたのにゃヽ(*`Д´)ノ

 

でもって、こんな格好させられて、

 

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(みけにゃ 7歳の時)


 

 

オィオィ、

その格好は化け猫では無く、

 

 (*下の画像を知ったのは最近です。)


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佐脇嵩之(すうし)著『百怪図巻』猫また

Wikipediaより

 

猫また(又・股)とは、

・山中に住み、人を食らう大型の怪猫。
・年老いた家猫が化けたもの。

 

元々猫又は山中に住むものだけを指していたが、『徒然草』で、飼い猫も年を取ると、山の怪猫同様、猫又と化するとしている。

そして江戸時代に入り、後述の家猫が化ける説が一般的になったようだ。

 

 

 後に、みけにゃは人助けをすると言うのに、まったく…(-_-#)

 

子守り猫

アメにゃが居なくなって数ヵ月後、また人間の赤ちゃんがやってきたのにゃ。

ベビーシッターは上の子で経験済なので、手慣れたものにゃ。(添い寝するだけ)

 

 

みけにゃは、家族以外の人間には敵対心剥き出し(威嚇してすぐ逃走)だけど、家族でしかも弱者(新生児~乳児)には寛大。

これは母性本能というものかにゃ?

 

 

nn母さんは、二人目の子には授乳とオムツ替えと沐浴くらいしかしないで、上の子と遊んでばかりいたので、殆どの時間みけにゃが世話(添い寝)してたのにゃ。

 

 

ただ一つ困ったことに、この赤ちゃんは、みけにゃの耳を触るのが気に入ってしまったのにゃ。

でもここは、ぐっと我慢するのがベテランシッターたるもの。

そこで、みけにゃの秘技ゴロゴロあやしで、赤ちゃんはスヤスヤと眠ったにゃ。

 

暫くして赤ちゃんの離乳食が始まると、みけにゃの好物、加熱した鶏胸肉のほぐし身を貰えるのが楽しみだったにゃ。


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 お行儀悪いって?

ココはヒンヤリして気持ち良いにゃ。



好物と言えば、他にも…

その話は、またの機会に(=^x^=)

猫の病気「猫伝染性腹膜炎」

こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。


本日は‘三毛猫みけにゃのつぶやき’はお休みして、あめにゃ(アメリカンショートヘア♂)についてのお話です。


20年以上前の話になるので、記憶が曖昧な点がありますが、重い内容になっています。


あめにゃは、家族に迎え入れてから間もなく、風邪(猫カリシウイルス)や皮膚疾患など次々に罹患し、生後6ヶ月位までは動物病院通いでした。

その後、半年位はよく遊び、食欲も有り、順調に発育していると見えました。

1歳の誕生日を過ぎた頃、食欲不振と口内炎で通院しましたが、あまり良くなっていない様子。

そこで、セカンドオピニオンを受けたところ、猫伝染性腹膜炎(FIP)の可能性が高いとの診断を受けました。

皮下注射や輸液、輸血もしましたが、不治の病に敵う事無く、投薬開始から約2ヶ月後の、1歳3ヶ月で虹の橋を渡りました。
(投薬した薬品名までは覚えていません)


とても性格の良い、一見おっとりした猫でしたが、みけにゃ姐さんに気を遣い、ストレスを溜めてしまったのかも知れません。

猫は痛みに対してとても我慢強く、弱っている様子を極限まで表に出しません。

純血種は、繁殖の仕方にも因りますが、一般的に、雑種よりも免疫機能が弱いと聞いています。

生まれつき弱い個体だったのかも知れませんが、私の、あめにゃへの配慮が足りなかった事も一因となってしまったのかと思うと、悔やんでも悔やみきれません。

猫伝染性腹膜炎 治療法】

つい最近までは有効な治療法はなく、対症療法で症状緩和と延命を図るしかないとされた。

致死性は子猫に高く、老齢猫では発症後のインターフェロンステロイド剤投与で二年以上生存するケースもある。


2018年6月基準、乾性型(ドライタイプ)の場合、ポリプレニル(PI)投与(注)がインターフェロンステロイドより場合によっては症状緩和と延命により効果的なことが判った。

但し、完治はできないし湿性型(ウェットタイプ)には効かない。そして、一生投与せねばならない。


湿性型(ウェットタイプ)の場合、2017年末、ついにgc376 という有効な治療薬がアメリカから開発された。

gc376投与で湿性型は完治できるようになったが (アメリカや韓国の臨床試験では2018年現在、gc376を主に使うコンビネーション治療法で完治報告が出ている/残念ながら乾性型には湿性型程のドラマチックな効果は無く、全く効かないという意見もある) まだ治験薬であるため、日本で取り扱っている(=臨床試験に参加している)動物病院は極稀、もしくはまだ無いと思われる。


(Wikipediaから引用)

(注) ポリプレニル(Pl)免疫賦活剤は【免疫を活性化するもの】であり、ステロイド免疫抑制剤】とは、互いの効果を打ち消す可能性が有るため、2017年米国テネシー州立大学の発表論文内にて併用を禁じている。

成猫と子猫

自分の事を猫だと思ってないみけにゃ。

(離乳と同時に他の猫と別れ、ヒトとの関わりしか持たず、猫の社会性を身に付ける事が出来ないまま成長した)

 

以前、見知らぬ子猫が来た時 ↓

 

mktn2805.hatenadiary.com

 

 

なのに、

性懲りも無く、nn母さんは子猫を連れて来たのにゃ乂-д-)

 

 

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そのチビ猫♂(アメにゃ)は、最初はケージに入っていたから、みけにゃの方から近付いて匂いをチェック、危険な生き物で無いことは確認出来たにゃ。


暫くすると、みけにゃの縄張りに放出されたのにゃ。

 

アメにゃは、誰にでも物怖じせず懐く猫だったから、人間に構って貰えば良いのに、みけにゃにも懐いてきたのにゃ。

 

相手が人間でも、家族以外の人に近付かれるのが嫌なのに、アメにゃが遊び盛りの子猫の時は、ウザかったにゃ。

 

そんなアメにゃも成猫になると落ち着いて、みけにゃルールの距離を保っていれば、許してやったのにゃ。

 

 

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アメにゃ「ここは良いかにゃ?」

みけにゃ「そこはお気に入りの場所だからダメにゃ!」

 

 

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アメにゃ「ここなら怒られないにゃ?」

みけにゃ「尻尾が当たってる、ダメにゃ!」

アメにゃ(ボクが先に来たんだけどにゃ…)