巨大マシュマロの正体は?
みけにゃは、網戸や襖などの引き戸を開けることは出来たけど、ドアノブの付いたドアは開けられなかったのにゃ。
家には、みけにゃだけが出入り禁止の、開かずの間があったのにゃ。
ある日の事、そのドアが開いていたので、チャンスとばかりに進入!
すると、そこには…
巨大なマシュマロが!?
クンクン、嗅いでみると、おいしそうな匂いがするのにゃ~
と次の瞬間、そのマシュマロが動いた!
びっくりして、みけにゃは一目散に部屋を出て行ったのにゃ。
*そのマシュマロ ↓
マシュマロは、日に日に大きくなり、
みけにゃとほぼ、同じ大きさになったのにゃ。
みけにゃは、食べようと思った、
お友達になりたかったのに、
こーんな事されて、
(ちょっと大袈裟)
それ以来、ビビって近付かなくなったのにゃ。
その後、マシュマロウサギは、○○園へ里子に行ったそうにゃ。
快適な場所
二度目の引っ越しをして、集合住宅から戸建て住まいとなり、みけにゃの縄張りには階段という、アスレチックも増えたのにゃ。
その階段は、吹き抜けになっていて、
① みけにゃ、吹き抜けの上で待機
② 丸めた軍手をヒトが下から投げる
③ みけにゃがキャッチし咥えて階下へ持って行く
①②③を繰り返す遊びがお気に入りだったのにゃ。
戸建ては上に広くて窓が沢山有り、日向ぼっこや隠れんぼが出来て楽しかったにゃ。
夏は、風通しの良い日陰や、玄関のタタキ等、涼をとる場所は沢山あったので快適だったけど、冬は、とてつもなく寒かったのにゃ。
暖房器具はエアコンしか無かったので、寒くなるとキャビネットの上でアピールにゃ↓
↑早くつけろにゃ!
温風直撃で快適にゃ↓
*暖房の時のみ。冷房の時は上らない。
お昼寝に便乗。ここも、ぬくぬくにゃ↓
猫と新生児
みけにゃは子猫の頃、新人母さんのお腹の上が一番のお気に入りの場所だったのにゃ。
オトナになっても、みけにゃの体重は3.5㎏程。
ヒトのお腹に負担をかける程の重さでは無さそうだけど、ある時から、お腹に乗る事を拒まれたのにゃ。
暫くすると、新人母さんのお腹はポッコリと膨れ、その後のある日、まか不思議な生命体を抱いて、病院から帰って来たのにゃ。
早速クンクン、匂いをチェック。
その生命体は、時々「フギャー、フギャー」と泣くけど、寝転がってるだけで、こっちに近付く心配も無いし、どうやら敵では無さそうだにゃ。
そして間もなく、みけにゃの家族として受け入れたのにゃ。
世の中には、「猫が赤ちゃんに危害を与える」なんて言う輩がいて、新人母さんは妊娠中から「猫を捨てなさい」と何度も呪文を唱えるがごとく言われたそうだにゃ。
後に、人間の赤ちゃんが更に2人やって来るけど、みけにゃは一度も襲いかかったりなんてしなかったのにゃ。
新人母さんにとっては、みけにゃも自分が産んだ子も同じ、かけがえの無い存在。
みけにゃがベビーベッドで一緒に寝てると、赤ちゃんも機嫌が良いって言ってたのにゃ。
こうして新人母さんは、猫と人間の母さんになり(以後、nn母さんと呼ぶ)、みけにゃはベビーシッターになったのにゃ(=^x^=)
Gバスター
猫は、元々狩猟動物なので、敏捷で、跳躍力も抜群。大人になると普段は、だら~んと寛いでいるけど、人間と違って、鍛えて無くても筋力が衰えないのにゃ。
こんな事や、
こんな事も、
朝飯前にゃ。
カーテンレールを素早く渡っても、足を踏み外さないのにゃ。
こんな事は、猫なら皆出来ると思ってたけど、後々やって来る雄猫どもは、誰も出来なかったのにゃ。
そして一番の、みけにゃの特技は、Gが現れると人間より早く見つけ、確実に仕留める事。
胴と足をバラバラにしたGを、新人母さんの布団の足元に献上した事もあるのにゃ( ̄∇ ̄)
獲物に繰り出す猫パンチは超高速でメガトン級なのにゃ。
ある日、網戸の外でGがギーギーと音を発し、その日を境に、Gが家に現れる事は無くなったのにゃ。
でも実は、みけにゃにも天敵がいるのにゃ。
それは、長ーくてギザギザしてて…
新人母さんが操ると爆音を発する、
掃除機と布団乾燥機のホース部分。
奴らには何度も何度もメガトンパンチ攻撃をしても、敵わないのにゃ。
ああっ!誤解の無いように。
みけにゃは決して凶暴では無いのにゃ。
人間の好き嫌いが激しくて、威嚇はするけど…
どんなに怒った時でも、人間にも猫にも、本気の猫パンチも本気噛みも、一度もした事がないにゃ(=^_^=)
猫の病気「尿路結石」
ノミと回虫駆除、ワクチン接種、不妊手術を終え、当分の間は動物病院へ行く事はないだろう、とホッとしていた数ヵ月後。
痛い…イタタタ…
猫は、とっても我慢強いので滅多に態度に表さないのにゃ。
一日に何度もトイレに行き、しばらく座っていても尿が少ししか出ない。
数日後にやっと新人母さんが、みけにゃの異変に気付いてくれたのにゃ。
当時のかかりつけ動物病院は、徒歩5分の所だったので、みけにゃをキャリーバッグへ押し込み、慌てて受診。
基本、予約制だけど、事の次第を説明してすぐに診て貰えたのにゃ。
みけにゃ、お決まりの挨拶は、獣医さんをガン見して、ファーッ!!の威嚇。
院長先生は、猫なで声(笑)で優しく話しかけてくれるけど、レディに触るにゃ!見るにゃ!とみけにゃは激怒なのにゃ。
新人母さんの話だと、ここの院長はとても腕が良くて、動物には優しく、人間には厳しく説教詳しく説明する人らしい…
早速下腹部を押され、いとも簡単に採尿。
(腕の良い獣医はあっという間に出すので、じっと我慢しているけど、後日、下手な獣医にあたった時は、みけにゃは激怒して暴れたのにゃ!)
すると、尿の中にキラキラした結晶を確認。
更にpHを調べ、ストルバイト尿石であることが判明。
尿がアルカリ性になってしまったのにゃ。
マグネシウム含有量が多いキャットフードの摂取が、原因の一つと言われているのにゃ。
新人母さんは、みけにゃの好みだけでフードを選び、成分表示を気にしていなかったのにゃ(-_-#)
そこで、病院から処方された療法食。
がしかし、ヒルズのS/Dドライフードは苦手。缶詰のC/Dなら、かろうじて食べたのにゃ。
そうそう、みけにゃは、飲み薬を飲むのが上手で、カプセル薬も難なく飲めたのにゃ。
これは、みけにゃが小さい頃から、新人母さんに口をこじ開けられるのに慣れていたからなのかも?
↑の写真は薬を飲ませる時ではないけど、猫の口の開け方として、参考まで。
薬を飲ませる時は、
*利き手でない方の手で、猫の首の後ろ側をホールドし、親指と中指で猫の口角を押さえる。
*利き手(薬を挿入する手)の親指と人差し指で錠剤やカプセルを摘まみ、中指を猫の犬歯と犬歯の間(下前歯)に当て口を開ける。
*猫の舌の付け根の出来るだけ奥に薬を入れる。
【注意】舌の上に落とすと、吐き出してしまったり、泡を吹いたりしてしまう事も。
*猫の口を閉じて、咽をさする。
歯の様子を観察する為にも、日頃から猫の口を開けることに慣れておくと良い、って新人母さんは言っていたにゃ。
ベランダからコンバンハ~
みけにゃの新しいお家は、11階建ての8階。
見晴らしも良かったし、ベランダで日向ぼっこをするのが心地良かったのにゃ。
みけにゃの縄張りは、室内からベランダまで拡張したにゃ。
そんなある日の晩、なにやら不審な鳴き声が窓の外から聞こえて来た。
その声は、段々近付いてくる…
カーテンを開けると、窓に怪しい影が!
みけにゃは、警戒態勢マックスで凝視したのにゃ。
そこで、そおっと窓を開けた、新人母さん。
(余計な事をするにゃ!)
猫の社会を知らずに育ったみけにゃにとって、相手が子猫であっても敵なのにゃ。
その頃の新人母さんは無知で、「お友達が遊びに来たよー」なんて言ってたのにゃ( -_-)o
その無知さは後々まで続き、みけにゃに幾度となく試練を与えたのにゃ。
(その話は追々)
そこのマンションでは、緑の多い土地柄か猫を自由に外に出す人が結構いたのにゃ。
新人母さんもそれに乗じて、時々、自由にでは無いけど(リードを付けて)散歩に連れ出したのにゃ。
お散歩好きな猫もいるけど、警戒心の強いみけにゃは、家でまったりしている方が好きだと、新人母さんが気付くのに何年かかった事か…
それと、みけにゃは猫の姿をしているけど、新人母さんと同種の生き物だと思っていた事も、ずーっと先まで気付いてくれなかったのにゃ(=^x^=;)
猫と引っ越し
完全室内飼いの場合、そのお家が猫にとっての縄張りになるのにゃ。
ホントは終生同じ家で暮らすのが幸せなのにゃ。
でも、みけにゃは21年のにゃん生で、引っ越しをなんと6回もしてるのにゃ!!
新人母さんの、波瀾万丈の半生に付き合わされたのにゃ。
初めての引っ越しは、みけにゃが新人母さんと暮らして僅か半年位の時。
引っ越し当日は、こんな↓だったのにゃ。
業者が来て荷物を運び出す前に、みけにゃはキャリーバッグに入れられ、空っぽの押入に閉じ込められていたのにゃ。
荷物が全部搬出され、一番最後に車に乗せられたのにゃ。
新居に到着し、荷物の搬入が全て終わった後、やっとキャリーバッグから解放。
3時間も閉じ込められていたにゃヽ(*`Д´)ノ
真っ先にトイレで用を済ませ、それから探検開始したにゃ。
猫トイレの砂は、新しくせず、そのまま持って行って欲しいにゃ。
自分の匂いの付いている物が有ることで安心するのにゃ。
腹が減っては戦は出来ないから、その日の夕飯は完食したのにゃ。
その新居で間もなく、招かねざる訪問者が来るのだけど、その話はまたの機会にするにゃ(=^x^=)