番外編
本日も、‘三毛猫みけにゃのつぶやき’はお休みします。
今更ながら、
猫の寿命は人間の寿命より遙かに短い。
家族になったその日から、どんなに永くとも20年後には猫の最期を看取るという、辛くて哀しい日を迎えなければならない。
みけにゃは、私にとって初めての子であり、お腹を痛めて産んだ子と何ら変わりない、唯一無二の存在だった。
何度も窮地を救ってくれたのに、私は何をしてあげられたのか。
私の無知のせいで、病気にさせてしまい、何度も辛い目に遭わせてしまった。
みけにゃと暮らして21年56日。
猫としての天寿は全うしたと言われるかも知れないが、彼女は徐々に老いた風貌になって老衰したのでは無い。
毛艶が良く、見た目は同居の若い猫と変わらず、運動能力も衰えを見せなかった。
彼女の身体が病魔に蝕まれている事に、私が早く気付いていれば、もっと生きることが出来たに違いない。
彼女は私と暮らして幸せだったのか、それさえも判らなくなった。
空虚なままで月日を重ね、想い出さえも霞んでいく。
このまま消えてしまう前に、せめて記録に遺しておこう。
そして、少しでも彼女の心に寄り添えることが出来たらと思い、みけにゃの言葉で、このブログを始めてみた次第です。