猫の病気「尿路結石」

ノミと回虫駆除、ワクチン接種、不妊手術を終え、当分の間は動物病院へ行く事はないだろう、とホッとしていた数ヵ月後。

痛い…イタタタ…

猫は、とっても我慢強いので滅多に態度に表さないのにゃ。

一日に何度もトイレに行き、しばらく座っていても尿が少ししか出ない。

数日後にやっと新人母さんが、みけにゃの異変に気付いてくれたのにゃ。

当時のかかりつけ動物病院は、徒歩5分の所だったので、みけにゃをキャリーバッグへ押し込み、慌てて受診。

基本、予約制だけど、事の次第を説明してすぐに診て貰えたのにゃ。

みけにゃ、お決まりの挨拶は、獣医さんをガン見して、ファーッ!!の威嚇。

院長先生は、猫なで声(笑)で優しく話しかけてくれるけど、レディに触るにゃ!見るにゃ!とみけにゃは激怒なのにゃ。

新人母さんの話だと、ここの院長はとても腕が良くて、動物には優しく、人間には厳しく説教詳しく説明する人らしい…

早速下腹部を押され、いとも簡単に採尿。
(腕の良い獣医はあっという間に出すので、じっと我慢しているけど、後日、下手な獣医にあたった時は、みけにゃは激怒して暴れたのにゃ!)

すると、尿の中にキラキラした結晶を確認。

更にpHを調べ、ストルバイト尿石であることが判明。

尿がアルカリ性になってしまったのにゃ。

マグネシウム含有量が多いキャットフードの摂取が、原因の一つと言われているのにゃ。

新人母さんは、みけにゃの好みだけでフードを選び、成分表示を気にしていなかったのにゃ(-_-#)

そこで、病院から処方された療法食。
がしかし、ヒルズのS/Dドライフードは苦手。缶詰のC/Dなら、かろうじて食べたのにゃ。

そうそう、みけにゃは、飲み薬を飲むのが上手で、カプセル薬も難なく飲めたのにゃ。

これは、みけにゃが小さい頃から、新人母さんに口をこじ開けられるのに慣れていたからなのかも?

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↑の写真は薬を飲ませる時ではないけど、猫の口の開け方として、参考まで。

薬を飲ませる時は、

*利き手でない方の手で、猫の首の後ろ側をホールドし、親指と中指で猫の口角を押さえる。

*利き手(薬を挿入する手)の親指と人差し指で錠剤やカプセルを摘まみ、中指を猫の犬歯と犬歯の間(下前歯)に当て口を開ける。

*猫の舌の付け根の出来るだけ奥に薬を入れる。
【注意】舌の上に落とすと、吐き出してしまったり、泡を吹いたりしてしまう事も。

*猫の口を閉じて、咽をさする。

歯の様子を観察する為にも、日頃から猫の口を開けることに慣れておくと良い、って新人母さんは言っていたにゃ。