猫のご飯

みけにゃが新人母さんに引き取られた時、
元飼い主から、残り物の子猫用粉ミルク缶を貰ってたのにゃ。

でも、既に缶を開けてから相当日数経過していたらしく、湿気って固まっていたのにゃ。

みけにゃは新人母さんと出逢う直前まで、三毛母さんの傍にいたから、粉ミルクなんて…しかもそんな古い物…

飲めるかーっヽ(`Д´#)ノ

昔はペットフードを取り扱うお店が少なく、インターネットも普及して無かったし、ましてや子猫用のミルクやご飯となると、動物病院かペットショップぐらいでしか入手出来なかったのにゃ。

(確か動物病院も探し歩いてやっと見つけたそうだにゃ。今はスマホやパソコンでささっと検索出来るから便利な世の中になったにゃ~)



そこで急遽用意されたのが、ドライフードをお湯でふやかした物と、ペースト状の缶詰。

でも、みけにゃはどちらも好きじゃなかったにゃ。

ドライフードは、そのままカリカリ状態で、缶詰はペースト状の物より、ほぐし身のゼリー寄せが好きなのにゃ。

新人母さんは、みけにゃがご飯を沢山食べるように、色んなメーカーのキャットフードを買ったり、試供品を貰いまくって来たのにゃ。

そんなある日、みけにゃは試供品の小袋を、猫トイレに埋めていたのにゃ。

それを発見した新人母さんは、みけにゃがそのフードを嫌いだから猫トイレに捨てた、と勘違い。

本当は、お気に入りを隠して置いたのに、捨てられてしまったのにゃ(`ヘ´)

そうそう、みけにゃは、某有名なフライドチキンに目が無いのにゃ。

新人母さんは、塩分たっぷりの食べ物を猫に与えてはいけない事は知っていたけど、みけにゃがしつこく、ニャーニャー騒いで欲しがったので、中心部の(味の薄い)所の身を少しだけくれたのにゃ。

某猫飼いさんで、フライドチキンの骨を与えてる、と言う人がいたけど、鶏の骨は刺さくれ状になるので、咽に刺さったり、腸を傷つける恐れがあるので危険だと聞いたにゃ(||゜Д゜)

だから新人母さんは、みけにゃが隙を狙ってフライドチキンの骨をゲットしても、すぐに取り上げたのにゃ。

でも、みけにゃにフライドチキンの美味さを教えた新人母さんが悪いのにゃ!

そうこう試行錯誤の末、みけにゃの嗜好に合ったカリカリに落ち着いたけど、それが後に大変な事になってしまうのにゃ。