写真の無い時期

子供がいなかった頃は、写真の主役は勿論みけにゃだったのに、子供が1人2人と家族に加わると、脇役どころか全然撮って貰えなくなってしまったのにゃ。

 

当時はまだフィルムを入れて撮影するカメラしか、みけにゃ家には無くて、何かイベントがある時だけ、カメラにフィルムを入れてたのにゃ。

 

猫は、あっという間に成長して、その後の見た目は殆ど変わらないからって、たまには写真を撮って欲しかったのにゃ。

 

たまーに残ったフィルムがあると、家で写す事があったけど、被写体は子供ばかり。

そんな時みけにゃはシャッターを切る瞬間にダッシュして映り込んだ…けどピンボケで、まるで化け猫のようだなんて言われたのにゃ。

その貴重な化け猫ピンボケ写真すら、度重なる引っ越しで断捨離されてしまったにゃ。

 

という訳で、デジカメを購入するまでの数年間、みけにゃの写真は無いのにゃ(´・ω・`)

 

 

猫の病気「腎不全」

それは10歳の時。

 

いつもは、ご飯の時間になると自分から催促しガツガツと一気食いする程、食欲旺盛だったのに、食欲が無くなったのにゃ。

 

同じフードばかりで飽きた時に、食べなくなる事がたまにあったのにゃ。

だから今回も飽きたのかと思われて、鈍感なnn母さんは、違う味のフードを買ってきたのにゃ。

 

みけにゃは、いつもドライフードを食べていたので、そこそこ水は飲んでいたけど、食欲不振で水も殆ど飲まなくなり、脱水症状が出て、やっと動物病院に連れて行かれたのにゃ。

*脱水症状:猫の首の背面側の皮を摘まんで引っ張り、離した時すぐに戻らない。

 

その時、すでに腎臓の3/4位の機能が失われている状態、と獣医さんに言われたのにゃ。

3日間入院して集中治療し、後は猫自身がどこまで頑張れるか、と言われたそうにゃ。

 

 

子猫の頃は、なんだかんだと病院に通うことがあったにゃ。

 

 

mktn2805.hatenadiary.com

 

 

けど、その後は年1回、予防接種の時しか受診しなかったから、すっかり動物病院という所が嫌いになっていたのにゃ。

 

慣れない所に長居は禁物、とにかく早く家に帰りたくて必死に頑張ったのにゃ。

 

猫の10歳は高齢と言うけれど、雑種猫の底力を見せてやったのにゃ(†`~´)

 

検査結果は口頭で説明され、控えを貰ってないので数値は覚えて無いけど、獣医さんの話では、正直ここまで復活するとは思わなかったそうな。

 

但し、腎臓の失われた機能は治らないので、残った1/4の機能を助ける為、療法食と、ネフガードという活性炭のような毒素を吸着する顆粒が生涯必須との事。

 

 

こうして、みけにゃは以後“ふりかけご飯”を美味しくいただく事になったのにゃ。

 

 

猫の耳は地獄耳

ヒトと暮らすと言うのは、猫にとって良い事が沢山あるにゃ。

狩りをしなくても毎日お腹いっぱい御飯が食べられるし、天敵に襲われる危険もないし、暑さ寒さを凌ぐ場所を命がけで探す必要もない等々。

 

けど、ヒトより遙かに優れた聴力が、時として苦痛を感じている事に、ヒトは気付いているのかにゃ?

 

ヒトは、せいぜい2万ヘルツ位までしか聞こえないらしいけど、猫は余裕で6万ヘルツ超の音が聞こえるのにゃ。

 

可聴域が広いだけでなく、遠くの小さな音を聞き分けられるし、音源の方向や距離まで判るのにゃ。

隣の部屋でヒソヒソ話をしていても、みけにゃには筒抜けなのにゃ。

人間の言葉は猫には判らないって?

ヒトの気持を察する事は出来るし、言葉で嘘を言っても猫には通用しないにゃ。

 

それから、よく言われているのが一般的に猫は、男性の低音の声が苦手。

これは、猫にとって天敵となる動物の唸り声が低音である為、本能で危険を察知する所以にゃ。

 

けど、みけにゃの場合は、老若男女問わず、大きな声のヒトが苦手。

耳元に拡声器をあてられて話される事を想像してくれれば判るかにゃ?

 

家の子達は、キャーキャーキーキー騒ぐタイプでは無かったけど、たまに黄色い声を出す子が遊びに来ると、堪ったものではなかったにゃ。

そういう子に限って、厚かましく近寄って来て触ろうとするんだにゃ( -_-)o

 

それより何より、子供を叱責するnn母さんの怒鳴り声の方が苦手だったにゃ(=^x^=)

 

 

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首輪の鈴も、猫にはストレスになるって知らずに、ずーっとつけられていたにゃ(´・_・`)

 

番外編

本日も、‘三毛猫みけにゃのつぶやき’はお休みします。

 

今更ながら、

 

お題「ブログをはじめたきっかけ」

 

猫の寿命は人間の寿命より遙かに短い。

家族になったその日から、どんなに永くとも20年後には猫の最期を看取るという、辛くて哀しい日を迎えなければならない。

 

みけにゃは、私にとって初めての子であり、お腹を痛めて産んだ子と何ら変わりない、唯一無二の存在だった。

 

何度も窮地を救ってくれたのに、私は何をしてあげられたのか。

私の無知のせいで、病気にさせてしまい、何度も辛い目に遭わせてしまった。

 

みけにゃと暮らして21年56日。

猫としての天寿は全うしたと言われるかも知れないが、彼女は徐々に老いた風貌になって老衰したのでは無い。

毛艶が良く、見た目は同居の若い猫と変わらず、運動能力も衰えを見せなかった。

彼女の身体が病魔に蝕まれている事に、私が早く気付いていれば、もっと生きることが出来たに違いない。

 

彼女は私と暮らして幸せだったのか、それさえも判らなくなった。

 

空虚なままで月日を重ね、想い出さえも霞んでいく。

 

このまま消えてしまう前に、せめて記録に遺しておこう。

 

そして、少しでも彼女の心に寄り添えることが出来たらと思い、みけにゃの言葉で、このブログを始めてみた次第です。

 

 

 

 

帰っておいで!

本日は‘三毛猫みけにゃのつぶやき’はお休みします。

 

あるブロガーさんの猫ちゃんが、お散歩に出たまま帰って来ない、との事で、いてもたってもいられません。

 

パスポート持ってないので探しに行けないけど、みけにゃは猫又だから、遠く離れた国でも一っ飛びだよね。

 

みけにゃ、お願い。

早く小豆ちゃんを飼い主さん宅へ連れ戻して。

猫の手は神の手?

二人目の子が少し大きくなった頃、家族は頻繁に外出するようになったのにゃ。

 

 

みけにゃは、いつも留守番と自宅警備

まったり寛いで寝てるだけ?

とんでもにゃい!

 

念入りに毛繕いをして匂いを消し、縄張り点検して、いつGが侵入して来ても迅速に退治出来るよう体力を温存しているのにゃ。

 

そうそう、電話を受けたことは無いけど、かけたことはあるのにゃ。

(電話の上に乗り、偶然スピーカーと短縮ボタンを踏んで実家に無言電話をかけた)

 

暇すぎるとそんな悪戯もするけど、家族が帰宅する時は必ず、玄関で三つ指(肉球)ついてお出迎えするのにゃ。

 

 

そんなある日、帰宅して少し経つとnn母さんが慌てて何かを探している。

ぶつぶつ言いながら、家中ゴソゴソ探しているけど、見つからずかなり焦ってる様子。

「帰って来て鍵開けて、どこに置いたんだろう?鞄の中にも無いし…」

 

そこで、みけにゃが玄関に向かい、こっちニャーと呼んだのにゃ。

nn母さんが玄関に来ると、今度はドアをカリカリ。

ドアが開くとササーッとポーチに出て、そこに停めてある自転車のチェーンカバーを軽く猫パンチしたのにゃ。

 

すると…

 

そこに挟まっていた鍵が、チャリンと、コンクリートの床に落ちたのにゃ。

 

みけにゃは、ちゃーんとドアの内側で聞いていたのにゃ。

 

nn母さんが玄関の鍵を開けて、その後自転車の籠から荷物を取った時、鍵を落としてチェーンカバーに挟まった、微かな音を。

 

ご褒美は…

 

無いだと?

 

それどころか、「化け猫だから何でもお見通し」なんて言われるし、顔を擦り付けて匂いをつけられ、散々な目にあったのにゃ。

 

 

もう、

みけにゃの手は貸さないのにゃ(=`ω´=)

 

 

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チャイルドロックは、みけにゃでも開けられないにゃ(=^x^=)

 

猫の変わった嗜好?!

夏になると食卓に登場する、冷や麦やザルうどん。

すぐに食べないと、ふやけて不味くなる…

そんな心配ご無用。

 

みけにゃが戴くのにゃ(=^・^=)

 

めんつゆの鰹だしの香りに惹かれるのではなく、味の付いていない冷や麦やうどんが好きなのにゃ。

 

それと、みたらし団子の、串にこびりついた食べ残し(タレが付いてない所)を舐めるのも楽しみだったのにゃ。

 

猫は本来、肉食動物だけど、みけにゃは生の肉や魚は食べないのにゃ。

鮪や鰹の刺身が食卓に並んでいても、全く興味なし。

焼き魚は好きだけど、味付けしている物は貰えなかったのにゃ。

 

 そんな時はソローリソロリと、キッチンに足を忍ばせて、

グリルの受け皿に落ちた魚の油を舐めるのが、密かな楽しみだったのにゃ。

 

 

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魚油を舐める猫、と言えば、

昔の怪談で、化け猫が行灯の油(魚油)を舐める、と言われてたとか…

 

みけにゃは、それ以来、化け猫呼ばわりされたのにゃヽ(*`Д´)ノ

 

でもって、こんな格好させられて、

 

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(みけにゃ 7歳の時)


 

 

オィオィ、

その格好は化け猫では無く、

 

 (*下の画像を知ったのは最近です。)


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佐脇嵩之(すうし)著『百怪図巻』猫また

Wikipediaより

 

猫また(又・股)とは、

・山中に住み、人を食らう大型の怪猫。
・年老いた家猫が化けたもの。

 

元々猫又は山中に住むものだけを指していたが、『徒然草』で、飼い猫も年を取ると、山の怪猫同様、猫又と化するとしている。

そして江戸時代に入り、後述の家猫が化ける説が一般的になったようだ。

 

 

 後に、みけにゃは人助けをすると言うのに、まったく…(-_-#)